とんかちの創作木工活動
釘を使わない縁台を造りました
ホームページリニューアルを機会にとんかちのDIY記事を掲載する事になりました。
第一回は、向こう三軒両隣、団扇片手に将棋打ち。そんな風情がぴったりの縁台を造ってみました。
皆さんがDIYに興味を持って貰えればハッピーです。
written by Y.H.
木材の切出し
材料はホームセンターでDIYに価格も手頃なホワイトウッドを選びました。 1.9×8.9×182cm材を40cmにカット12枚繋ぎ合せて座面を造ります。端面は片胴接ぎホゾに仕上げました。 枠縁には3.8×8.9×182cm材を125cm2本と48cm2本にカット、脚部は40cmで準備しました。 結構ヤニが多い木材なので購入時は要注意ですね。
座面を組立てます
座面を挟み込み固定する枠縁に3.8×8.9×125cmの座面固定するほぞ溝をルーターで加工。これが結構コツを要する作業ですが工具が使えるようになると楽しいですね。 枠縁の繋ぎは二段ホゾで伝統的な風合に仕上げ、止は抜けない様に竹串を切出しホゾに打込んでいます。これで釘よりも強い。
脚と横桟を組立てます
3.8×8.9×40cm脚4本と3.8×4.5×48cm横桟2本を切出し、四方胴接ぎホゾで繋ぎました。鑿での穴あけは疲れますね。
座面下部棚板の組立てます
棚板が1.2mと長く大きい事からここだけは杉板を使用、桟木で補強しました。
脚部と座面を組立てます
脚と横桟を座面下部のホゾ穴に木槌で保護板を当て叩き込みます。もう完成間近。出来上りが近付くと段々愛着が湧いてきます。
脚部に棚を取り付けます
脚の横桟へ組立てた棚板取り付けて、組立完了です!
完成しました
自然の風合を出す様無塗装にしましたが、頑丈で味の有る素晴らしい縁台に仕上がりました。 とんかちでは今後、不定期ですがDIYの作品造りをこの頁で紹介していきます。 興味を持たれた方、DIYを楽しみたい方、とんかちでお待ちしています。