とんかちの地域社会協働活動
紫明倶楽部 夏休み工作教室「端材でリトルワールドづくり」を協働開催しました

去る8月13日、地域の児童を対象に、NPO法人「紫明倶楽部」との協働による夏休み工作教室を開催しました。 今年で3年目となる本イベントは、紫明倶楽部のご提案により、これまでの八幡市から会場を移し、京都・鞍馬口近くにある 紫明会館 (登録有形文化財)をお借りして実施しました。アール・デコ風の意匠が施された歴史的建造物は、 参加者にとって特別な空間となり、 創造力を刺激する場となりました。 当日は、地域児童16名、紫明倶楽部スタッフ5名、 とんかちメンバー11名が参加。午前中は、端材を使った「リトルワールドづくり」や 「竹ポッコリ」の制作に取り組みました。 午後には、児童による作品発表が行われ、紫明倶楽部「でんじろう先生」の進行のもと、 全員が自らの作品について発表。 質疑応答を通じて、児童らの活発な意見交換が行われました。 この工作教室は、単なる夏休みのイベントにとどまらず、 紫明倶楽部の教育理念(児童への接し方や学びの在り方)が随所に感じられる 意義深い時間となり、とんかちメンバー一同、 紫明倶楽部の取り組みに深く感銘を受けました。
とんかちメンバーによる端材・電動工具等の会場設営完了すると、夏休み工作教室会「リトルワールドづくり」イベントの開始です。
床に積上げられた端材の山から、其々の児童が一斉にイメージするリトルワールドを創造制作に掛かりました。
端材を電動糸鋸で思い思いの形に切出したり、
杉板の上に電動ドリルで端材をネジ止めしたり、端材どうしをボンドでくっけたりと試行錯誤しながら、とんかちメンバーも児童の作業をサポート。
徐々に其々のリトルワールドが形となっていきます。お昼には、ほぼ全ての児童がリトルワールド作品を完成。
其々の児童の思いが詰まった作品に仕上がりました。

午後より会場に展示された児童全員の作品を前に、紫明倶楽部「でんじろう先生」の進行で各児童による制作発表と 児童全員による質疑応答・意見発表が有りました。 自分の作品を手に取りながら、作品の見所や制作に工夫した点等説明に熱の入った様子が見られました。 又、其々の思い・考えで熱のこもった質疑応答が有りと、児童らの表現力・語彙力を培う一プロセスとなっている事が感じられました。

夏休み工作教室「端材でリトルワールドづくり」行事も無事終了。参加児童も作り上げた其々の作品に満足気でした。 紫明会館前で行事参加したとんかちメンバーと紫明倶楽部”でんじろう先生”です。